ミュージシャンズ・プラザの管理人Zassy(ザッシー)です。
本名は石澤博幸で、今はホームページ制作の仕事をしています。
ザッシーというのはKing's Evil在籍時に呼ばれていた愛称で、それ以来、ザッシーと名乗っています。
ベース歴は長いのですが、実は18歳からベースを弾き始めており、周りのミュージシャンより始めたのがかなり遅いです。
そもそもベースを始めた理由は、当時廃れていたプログレッシブロックをどうしてもやりたくて、当初はドラマーを目指していたもののドラムを買うお金や置く場所もなく、自分のフェイバリットバンドであるエマーソン・レイク&パーマーのグレック・レイクが担当している楽器ということで安いベース(アイバニーズ)を買ったのが始まりです。
とはいえ、グレック・レイクは元々ギタリストですけどね。
しかしながら、始めた年齢が遅かったので、今はありませんが武蔵野音楽学院という音楽学校で一番安かった個人レッスンコースでスタジオミュージシャン(武士守廣さん)にベースを習いました。
最初はプロ養成コースの人たちと一緒に講義を受けていましたが、いきなり渡された譜面を見て、下手くそながら弾いたところ先生に言われたのが「石澤君は譜面読めるんだ」です。
なぜ譜面を読めるのかというとガキのころにちょっとだけピアノを習っていて、譜面を見て弾くということが当たり前になっていたからです。
今になって考えてみるとプロ養成コースの人たちが譜面を読めないのもどうかと思いますけどね。
でも、譜面を読めないことを否定するつもりはありません。というのは、有名はミュージシャンでも例えばフィル・マンザネラ(ロキシー・ミュージック)は譜面を読めないけど耳がいいので、センスのあるギターを弾きますよね。
そんなわけで、プログレバンドに参加したり結成したりCDを出したり、さらにヘヴィーメタルバンドに参加したりCDを出したり色々と活動をしていました。
ベースを始めた当初はバンド活動と並行して、ジャンル関係なく色々なバンドに参加したりセッションをしていました。
今になって思うと人脈に恵まれていたのかなと。
ベースを習っていたころの先生がスタジオミュージシャンであったのはもちろん、バイト先に色々なジャンルのミュージシャンがいて、その関係で、さらにプロのミュージシャンと知り合いになったりして、音楽に関するあらゆる知識を吸収できたのが自分の引き出しになっていると思います。
あと、これもプロミュージシャンからの影響ですが、自分が楽器を演奏することによって音楽の聴き方が変わりました。
音楽を縦と横で聴くようになりました。
縦と横って分かりやすく説明すると横はメロディーライン、縦はコード進行です。
こんなことを言ってもなんですが、元々、洋楽大好き人間なので、ジャパニーズポップス(歌謡曲など)には全く興味がなく、ラジオやテレビで流れてくる興味のない音楽は音として聴こえてきます。
そのおかげで、ジャパニーズポップスのネタ元とかわかることも多いんですけどね。
そんな私が自分の好きな音楽や興味のあることをブログで書いていこうと思います。
ちなみに一覧用に使っている写真は、リッケンバッカー4001(1975年)です。
1987年に購入して、プログレバンド時代のメインベースでした。
キズだらけで、ボロボロですが、今でもいい音がしますよ。