クリームやブラインド・フェイスのドラマー、ジンジャー・ベイカーが10月6日に死去しました。
実のところ、さほどジンジャー・ベイカーが好きというわけではありませんが、
やはりクリームでの演奏はすごかったと思います。
昔、某映画の現像所で働いていた時、クリームのビデオがありまして、
そこでジンジャー・ベイカーがツーバスについて説明をしている場面があったのですが、
今のようなドコドコではなく、一方を踏みっぱなしにして時たまもう一方を踏むようなプレイをしていたのが印象的でした。
さて、そのジンジャー・ベイカーが参加したバンドの中でも一番好きなのが
クリームではなくBBM(ブルース・ベイカー・ムーア)です。
考えてみたら、ゲイリー・ムーアが2011年に、
ジャック・ブルースが2014年に亡くなっていますので、
BBMのメンバーは全員亡くなってしまったわけです。
こちらがBBMの唯一のアルバム「AROUND THE NEXT DREAM(邦題:白昼夢)」です。
ジャケットはジンジャー・ベイカーですね。
ゲイリー・ムーアがハード・ロックをやめてブルースに専念しているときに
BBMが結成されアルバムを発表したという話を聞いて、
すぐにCDを購入しました。
予想以上にいいアルバムで、
何と言っても楽曲がすべていいです。
サウンド的には、クラプトンの代わりにゲイリー・ムーアが入ったという感じではなく、
まさにBBMというバンドの音です。
一曲目からやられてしまいました。
曲の解説をすると長くなりますので、もし気になった方はぜひ聴いてみてください。