プログレッシブ・ロックの隠れた名盤を紹介します。
ハッピー・ザ・マンは1973年に結成されたアメリカのプログレッシブロックバンドです。
「クラフティ・ハンズ Crafty Hands」は1978年に発表したセカンドアルバムです。
1977年に発売されたファーストアルバムと同様に、ほぼインストナンバーが中心となっています。
キーボード、シンセ中心のシンフォニックロックではありますが、たまに入る管楽器のサウンドが印象的です。
「クラフティ・ハンズ Crafty Hands」では一曲だけですが、ボーカル曲「Wind Up Doll Day Wind」もいいです。泣けます。
改めて聴くとピーター・ゲイブリエル脱退後のジェネシスっぽいですね。
キーボードは引き続き、後にキャメルに参加するキット・ワトキンスが担当しています。
■収録曲
- "Service with a Smile" (Ron Riddle, Greg Hawkes) – 2:44
- "Morning Sun" (Kit Watkins) – 4:05
- "Ibby It Is" (Frank Wyatt) – 7:50
- "Steaming Pipes" (Stanley Whitaker) – 5:30
- "Wind Up Doll Day Wind" (Watkins, Whitaker, Wyatt) – 7:06
- "Open Book" (Wyatt) – 4:53
- "I Forgot to Push It" (Watkins) – 3:08
- "The Moon, I Sing (Nossuri)" (Watkins) – 6:16
■参加メンバー
- Stanley Whitaker - six and twelve string guitars, vocals (5)
- Frank Wyatt - pianos, harpsichord, saxes, flute, words
- Kit Watkins - pianos, harpsichord, Moog synthesizer, fake strings, clavinet, 33, recorder
- Rick Kennell - bass
- Ron Riddle - drums, percussion
最後に、プログレ名盤シリーズはCDを聴く都度に色々と感想を書き足しますのでご了解くださいね。