最近、はまっているのがビル・ブラフォード(ブルーフォード)の「Feels Good To Me」(1978年)です。
参加メンバー
Bill Bruford – drums, percussion
Allan Holdsworth – electric guitar
Dave Stewart – keyboards
Jeff Berlin – bass
個人的には「One Of A Kind」のほうが好きなのですが、
所持していたLPを処分(ヤフオクで売りました)する際に、
音確認のためにレコードプレーヤーで聴いたら感動しちゃいました。
あまり知られてはいないと思いますが、
このアルバムでベースを弾いているのはジェフ・バーリンですが、
実は、ホワイトスネイクなどのハードロックで有名なニール・マーレイが当初はベースを弾く予定でした。
なので、恐らくプリプロダクションではニール・マーレイが弾いており、
ジェフ・バーリンが自分なりの解釈を加えながら基のベースラインを弾いていたのかなと勝手に思っています。
このアルバムで重要なのはAnnette PeacockのボーカルとKenny Wheelerのフリューゲルホルンの参加ですかね。
特にAnnette PeacockはPaul Bleyと共演の多いジャズミュージシャンで、
キング・クリムゾン後にビル・ブラフォードがジャズ系に傾いているのがよくわかります。
アラン・ホールズワースもトニー・ウィリアムスのアルバム参加後で、
ジェフ・バーリンも含め、ジャズ系のミュージシャンをそろえたのかなと思います。
ちなみにフィル・コリンズのBrand Xに参加していたJohn Goodsallもリズムギターで1曲参加しています。
キーボードのデイブ・スチュアートはEGGというプログレッシブロックのトリオバンドをやっていました。
アルバムの曲解説は敢えて省きます。
まずは聴いてください。
ジャズロックが好きな方、フュージョンが好きな方にお勧めのアルバムです。
追記
ジェフ・バーリンを最初に知ったアルバムで、
改めて聴いて、やっぱり凄いですね。
真似できません。