プログレッシブ・ロックの隠れた名盤を紹介します。
ロベッショ・デッラ・メダーリャ(メダルの裏側という意味だそうです)は1968年に結成されたイタリアのサイケデリック&へヴィーロックバンドです。
1973年にキーボードを入れプログレッシブ・ロック路線で制作されたのが「汚染された世界 Contaminazione」です。
ファースト、セカンドを聴いたことはありませんが、他のレビューを見ると同じバンドとは思えないほど違うようです。
イメージとしては、ニュートロルスの「コンチェルト・グロッソ」に近いなーと思ったら、やっぱり同じスタッフが関わってました。
1曲目はイル・バレット・ディ・ブロンゾの「イプシロン・エッセ」を思わせますが、途中からはクラシカルな曲調もあり、それでいてヘヴィーなところもある、という聴いてて飽きないアルバム構成になっています。
このアルバムから参加したキーボードのFranco Di Sabatinoは、何となくジョン・ロード(ディープ・パープル)を思わせます。
■収録曲
- 1.Absent for this consumed world (Enriquez-Vita)
- 2.Ora non ricordo piu (Enriquez-Vita-Bardotti-Sergepy)
- 3.Il suono del silenzio (Enriquez-Vita-Bardotti-Sergepy)
- 4.Mi sono svegliato e...ho chiuso gli occhi (Enriquez-Vita-Bardotti-Sergepy)
- 5.Lei sei tu: lei (Enriquez-Vita-Bardotti-Sergepy)
- 6.La mia musica (Enriquez-Vita-Bardotti-Sergepy)
- 7.Johann (Enriquez-Vita-Bardotti-Sergepy)
- 8.Scotland machine (Enriquez-Vita)
- 9.Cella 503 (Enriquez-Vita-Bardotti-Sergepy)
- 10.Contaminazione 1760 (Enriquez-Vita)
- 11.Alzo un muro elettrico (Enriquez-Vita-Bardotti-Sergepy)
- 12.Sweet suite (Enriquez-Vita)
- 13.La grande fuga (Enriquez-Vita)
■参加メンバー
- Pino Ballarini (voce, flauto)
- Franco Di Sabatino (tastiere)
- Enzo Vita (chitarra)
- Stefano Urso (basso)
- Gino Campoli (batteria)
最後に、プログレ名盤シリーズはCDを聴く都度に色々と感想を書き足しますのでご了解くださいね。