マイク・オールドフィールド「ハージェスト・リッジ」

マイク・オールドフィールドというアーティスト(ギタリスト)は日本ではマイナーなミュージシャンですね。

 

恐らく、日本人の0.001%くらいが知っているかいないかという感じですかね。

 

マイク・オールドフィールドを知らなくても「エクソシスト」という映画はご存知かもしれません。

チューブラ・ベルズ」の冒頭部分がテーマ曲をして使われていたので聴いたことがある方は多いかも。

 

ちなみに「チューブラ・ベルズ」というアルバムはヴァージンレーベルの記念すべき第一弾のアルバムで、全英1位を記録しました。

現在までにイギリス国内で260万枚を売り上げているアルバムでプログレッシブロックの名盤ですね。

 

ヴァージンはその後ヴァージンアトランティックという航空会社を立ち上げる大企業です。

が、しかし最近、ヴァージンアトランティックは破産申請をしているみたいですけど・・・

一時期はイケイケの航空会社でしたね。

 

話はそれましたが、今回紹介するのはマイク・オールドフィールドのセカンドアルバム「ハージェスト・リッジ」です。

ハージェスト・リッジ」は1974年に「チューブラ・ベルズ」に続いて発表されたアルバムです。

なんとマイク・オールドフィールドが21歳の時です。

 

先にも書きましたが、マイク・オールドフィールドと言えば「チューブラ・ベルズ」が有名で、

ハージェスト・リッジ」はなんとなくマイナーなイメージ(マイク・オールドフィールド自体がマイナーですけど)があります。

 

記憶が定かではないのですが、なぜかマイク・オールドフィールドで最初に買ったアルバム(当時はLP)です。

その後、「チューブラ・ベルズ」「オマドーン」も買いましたけど。

 

買ったころはカセットに録音してウォークマンもどきのプレーヤーで聴いたり、

自分で取り付けたカーステで聴いてましたね。

 

最近では仕事をしながら聴いていますが、

改めて聴いてみて思いましたが、

マイク・オールドフィールドってイギリスのフォークの影響が強く、

牧歌的な感じがするとともに、

テーマを発展させてくというクラシック的な手法な曲作りになっていますね。

 

21歳での作曲能力はずば抜けています。

 

LPではA面がパート1、B面がパート2という構成になっています。

全般的にベースの使い方がうまいというか、

元々、プロミュージシャンとしてはケビン・エアーズなどでベーシストとして参加したのが始まりだったのですが・・

パート1はラストのコーラスが最高です。

これだけでアルバムのクライマックス的な終わり方なのですが、パート2があるんですよ。

 

パート2は牧歌的な始まりからテーマを発展させていく構成になっています。

そしてかなりハードな部分もありながら静寂がところもあり、

緩急の付け方がうますぎ!

 

マイク・オールドフィールドというアーティストをこのブログで初めて知った方に、

そして仕事中のBGMとして、ぜひとも聴いてみてください。

 

 

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