手指のストレッチ

毎年毎年思いますが。
やっとピアノがちゃんと弾ける腕前になってきたかな?という感触があるんですよね。
特に今年に入って感じます。
 
 
30代の頃、よくあんなんで人前に出て演奏してたよなぁと、今思うと赤面する限り。
ありゃ「弾ける弾けない」以前の問題だったかと。
 
今年になって格段に良くなったと思う要因、いくつかあります。
 
まずは椅子の高さを見直しました。
25年以上、椅子の高さは40cmくらいにしていましたが。
これを45cmほどに変更。
ずっと「穏やかな静かな運指」にこだわり過ぎていたかと考え、20代の頃のような激しい指の動きを加えることも再考することにして。
鍵盤上にのしかかるような姿勢にならないことには気をつけるのですけど。
かなり感触がいい。
 
それから。
指を親指から12345の番号をつけて呼ぶ時。
オクターブの弾き方は今まで15と14で弾いていました。
黒鍵のオクターブは親指薬指の14で、白鍵オクターブは親指小指の15で弾く、とやっていたのですけど。
 
自分、手が小さく指が短い。
それ以上は届かない、と思い込んでいたし、他の指でも弾くということを指摘してくれる人がいなかったのもあるために気づくまでに何十年もかかっちゃいましたが。
13の親指中指や12の親指人指し指、はたまた25の人指し指小指でオクターブを弾くなんてのは自分の手では届かない、と思い込んで試しもしなかった。
現実に演奏には使えないにしても、やってみて自分でビックリ、届くぢゃねぇか。
 
ということで。
特に分割オクターブの練習(ドドレレミミファファ・・・って弾くやつ)を練習するとき、15-14-13-12の指遣いを始めたのです。
 
さらに。
弾く前とかテレビを見るなどの何もしてないときに、手指のストレッチをずっとするようにして。
関節の結節の膨らみは治らないけど、結節の痛みは・・・なくなってきたのかも?
それに。
手指の広がりがちょっとよくなったのかも。
指の動きもよくなっているような。
運動する人間がストレッチが重要なのはよくわかっているのに。
どうしてピアノ弾きの手指のストレッチの重要性に思いつかなかったんでしょね。
 
いままでも小さい手にしては(昔に比べれば)広がるようになってきていたと自惚れていましたけど。
伸ばしてストレッチすることでもっと広がってきたような感じ。
実際に広さは変わらないのかもしれないけど、ドからオクターブ上のミなどのような10度音域を弾くときに随分と楽になってます。
 
それに。
ストレッチしてる時。
前後へのストレッチももちろんやりますし、指を伸ばす感じもやるんですが。
指の開脚というか股裂というか、それをやってると思うことなんですが。
子供の頃、漫画などで指の水掻き部分を切除する施術をするというのを読んだことありますよね。
弾いていれば手は広がるのでバカバカしいと思ってましたが。
 
ストレッチしながら思いますが。
水掻き切除外科処置、カネがあるならやってみてもいいかな、と今は思います。
ストレッチやることで弾きやすくなる要因のひとつになるなら、この水掻き部分がなくなったら1センチくらい広げさせることができるような気がします。
じぶんにとって1センチはかなりデカい。
 
ま、カネがないからやらないですけどね。
 
それに。
どちらにしてももう遅すぎるし。

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